凍結ジャック・ニコルソン

某スタートアップ企業で鬱病罹患し事実上クビになり憎悪憤怒憂鬱に塗れ表現創造で解脱目指す

事実上クビになった会社にいる夢をよく見る

また夢見た。会社クビなって最終出社日で会社にいた。社長がぼそっと「もう帰っていいよ」と言う。CSOは完全無視。なぜか小中学同級生の河島(仮名)、高校同級生の森(仮名)がいた。あまり仲良くない営業担当が「案件取れそうっすよ」と煙草の箱を見せた。「一本どうすか?」と僕に聞く。

 

僕は断る。何周年かの記念で集合写真を撮るみたい。僕は入らないでおこうと思ったが、「写真で一生記憶に残ってやろう」と気を変えた。横の人とキュンポーズや片手同士でハートを作るやつをした。オフィスの近くに右翼っぽい過激なおばあちゃんが住んでいたらしい。

 

ディスプレイを路地のガードレールに貼り付け、ゴミの出し方を英語で解説してる動画を出していた。同僚の英語ネイティブスピーカーは動画を見て「やりすぎた」と憤慨していた。僕は宥めて「もしゴミの出し方で分からないことがあったら言ってね」と英語で言った。

 

オフィスに置いてある私物を持ち帰るために、オフィスに戻る。オフィスは前方に仕事をするデスクが並び後方に会議室が3つほどあった。前方の執務スペースは真ん中に大きな空間があり、それを囲むように四角にデスクが置かれていた。ペットショップでよく見かける間取りだった。

 

後方の会議室は人がギリギリ通れる廊下に面していた。僕が中学生のときに通っていた塾の間取りを彷彿とさせた。僕は前方のペットショップみたいな間取りの執務スペースにいる。学校にあったような机が横に並んでいて、恐らく僕の席であったであろう机から教科書を取り出す。

 

なぜ教科書が分からないが、僕のものと僕が辞めてからそこに座っていた森(仮名)のものが混在していたので、森(仮名)の教科書を持ち帰らないよう、注意しながら教科書をバッグに詰め込む。気付いたら机の上にフランス料理が置かれていた。大きな皿にポツンと小さい料理が添えられている。

 

辞めるときに僕が必要な資料の提出が遅れたらしく「家に資料届いてたでしょ?」と誰かに詰められる。僕が「いや、届いたのはかなり遅くて…」と弁解していると、情報システムの大川さん(仮名)が、「勤怠システムのエラーで郵送プロセスから漏れちゃったんだ」と言う。僕は救われた。

 

教科書を鞄に入れる作業に戻ると副社長が隣に座った。「君は何を考えてるか分からなくて、指導に少し苦労したよ」と言った。僕は「表現したい気持ちはあるんです。最後の方は上手く話せた気がしました」と言う。「うん、そういう人間がプロジェクト回す方がいいんだよ」と副社長は僕を慰める。

 

僕はこの人は僕のクビに反対してくれたのだろうと感じた。やはり僕をクビにしようと決めたのは社長とCSOなのだ。副社長は「ゆうき(仮名)が夜待ってるんだよね」と聞く。僕はすっかり忘れていた。2年ほど前の同僚と約束があったが、今日は葬式に行かないといけない。

 

そう言うと、横から橋本(仮名)という40代くらいの女性が「葬式なのにその服装はありえないでしょ」と咎めるように言った。冠婚葬祭らしからぬ服装だったらしい。僕は彼女が嫌いだった。堅くていつも人を非難している印象だった。僕はブチ切れた。

 

立ち上がって、お前に関係ない、プライベートにいちいち口を挟むな、と叫んだ。怖い形相をしていたと思う。同期で小中学同級生の河島(仮名)と話す。誰の結婚式に出席してる写真を見せてくれた。

 

写真の中にもう一人僕が知ってる人がいて、河島(仮名)は「実は留学のずっと前から知り合いなんだよ」と説明してくれた。という夢の話でした。以上。